ウォレス&グルミットの舞台! Montacute House モンタキュート・ハウス

モンタキュート・ハウスが建つモンタキュート村は、コッツウォルズで見かけるようなハチミツ色の石で作られた可愛い家が並んでいます。

そんな絵本のような村の外れにモンタキュート・ハウス(Montacute House)があります。

イギリス南西に広がるサマーセット州に佇む優美な屋敷は、さまざまな映画のロケーションに使われていました。かの有名なクレイアニメ『ウォレス&グルミット』も、この屋敷をモデルにして『野菜畑で大ピンチ!』を製作したそうです。

 

イギリス初期ルネサンス様式の優美な屋敷

建設した均整の取れた美しい屋敷は、1598年にエリザベス1世女王の治世に議員として活躍し、弁護士でもあったエドワード・フェリップス(Edward Phelips)が建てました。

フェリップス家は1460年頃からこの地に住んでいたそうですが、モンタキュート・ハウスを建てたエドワードは、ガイ・フォークス・デーの原因となった『火薬陰謀事件(Gunpowder Plo)』で検察官として活躍したことでも有名です。

ガイ・フォークス・デーは、イギリス国会を爆破しようとして失敗したガイ・フォークスにちなんだ記念日で、毎年11月5日になるとイギリス各地で火薬に見立てた花火をあげたり、ガイ・フォークス人形を火あぶりにするなどして大騒ぎする日です。

モンタキュート・ハウスは初期ルネッサンス様式特徴をよく表しており、屋敷内のさまざまな部屋でイタリア・ルネッサンス様式に影響を受けた装飾が施さられています。

 

 

たとえば、屋敷内のロングギャラリーはフィレンツェのウフィツィで見かけるような『壁がん』(人物像が置かれている壁のくぼみ)が9つ施されており、ロンドンにあるナショナル・ポートレートギャラリーから貸し出された絵画が飾られています。

このるロング・ギャラリー(Long Gallery)は52mの長さを誇り、イギリスで最も『長い』ロング・ギャラリーです。

 

 

20世紀までフェリップス家が住んでいたという屋敷は手入れも行き届いており、3フロアに広がる部屋を見て回るのにはかなりの時間を要し、かなり見ごたえがあります。

 

 

 

東屋で読書を楽しみたい! 素敵なお庭

屋敷のすぐ裏には、東屋と石造りの柵で囲まれたイングリッシュ・ガーデンが目を楽しませてくれます。

 

 

イングリッシュガーデンの向こうには、広大な敷地が広がっています。バラ園になっているエリアがあったり、小川が流れていたり、のんびりと散策するのに最適です。

 

ウォレス&グルミット『野菜畑で大ピンチ!』の舞台

有名なクレイアニメ『ウォレス&グルミット』シリーズ、『野菜畑で大ピンチ!』に出てくるお屋敷は、モンタキュート・ハウスがモデルになっています。

屋敷内の一室に、実際にアニメで使われた屋敷が展示されており、制作秘話のビデオが放映されていました。

こちらがアニメで使われた屋敷ですが、上に掲載した屋敷の写真と比べてみてください。両翼のファサード部分など、特徴を良く捉えていますよね。

 

『ウォレス&グルミット』制作会社のプロデューサーがモンタキュート・ハウスを訪れた時にインスピレーションを受けて、製作チーム総出でモンタキュート・ハウスへやってきて色々な場所をスケッチしてスタジオに戻った・・・そんなエピソードを紹介していました。

 

1927年、ナショナルトラストの管轄に

モンタキュート・ハウスには20世紀までエドワード・フェリップスの子孫が住んでいましたが、1927年にナショナルトラストの管轄となりました。

 

Montacute House(National Trust)

URL https://www.nationaltrust.org.uk/montacute-house

&nbs

モンタキュート近郊の宿を探す